低公害燃料

環境に配慮した「ECOディーゼル油」

公害の原因となるSOX(硫黄酸化物)の発生を抑える
「ECOディーゼル油」をご用意しております。

仕方がないことですが、燃料を使用すると、大気を汚す様々な気体が発生します。「地球にやさしく」と地球規模で訴えられている中で、できる限り低公害な燃料をお届けできないか-。そこで、公害の原因となるSOX(硫黄酸化物)の発生を抑える「ECOディーゼル油」をご用意しました。「環境問題」は、どの業界においても避けては通れぬ問題。だからこそ、おすすめです。

油 種 硫黄酸化物濃度(ppm)
軽 油 0.04
A重油 0.25
ECOディーゼル油 0.03

「バイオディーゼル燃料(通称BDF)」について

環境に優しい軽油
BDF5%混合軽油(B5)とは?

BDF5%混合軽油(以下B5)とは軽油に5%以下のバイオディーゼル燃料を混合した軽油です。Bはバイオディーゼル燃料(以下BDF)5はBDFの混合率5%以下を指します。
補足)混合率5%以下は、現在の日本の法律「揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)」で、軽油に含まれるBDFの濃度を5%以下と定めているためです。
≪B5=軽油95%以上+BDF5%以下≫

B5は法律の規格を満たした軽油ですので、自動車に使用することできます。また、他の軽油と混ざっても問題ありません。BDFは原料である植物が、成長過程で既にCO2を吸収しているため、燃焼させても大気中のCO2量は増えないとされ、使用に伴う排CO2出量はゼロとみなされます。B5はこのBDFが混合されている分、CO2削減効果があります。また、BDFは再生可能なエネルギーであることから、限りある化石燃料の節約にも貢献します。


B5が環境に優しい理由

B5に5%以下含まれているBDFは、植物由来の廃食用油が主な原料です。ここでは、BDFが環境に優しいとされているかをご説明します。

カーボンニュートラル

ガソリン、軽油、灯油、重油などの化石燃料は、製造する過程や燃料として利用される時にCO2を排出し、地球温暖化の原因となっています。一方、BDFも燃焼時には化石燃料と同じくCO2を排出しますが、このCO2は元々原料である植物が成長過程で吸収したCO2であるため、大気中のCO2を増やしません。 つまり、化石燃料は地下に固定されていた炭素(カーボン)を掘り起こして燃焼するために大気中のCO2が増加し、BDFは元々大気中にあったCO2が、燃焼によって再び大気中に戻るだけなのでCO2が増加しないのです。このことをカーボンニュートラルといい、BDFの利用は地球温暖化対策に有効なのです。
京都議定書でもこの考え方が採用され、BDFの燃焼によって排出されたCO2については、温室効果ガス排出量をゼロとみなしています。

再生可能エネルギー

軽油の原料である石油は、長い年月をかけてできた化石燃料で、一説ではあと40年程度でなくなるとも言われています。B5に混合されているBDFの原料である植物(油糧作物)は、毎年生産することが出来るため、限りある石油資源に代わる燃料としてB5は注目されています。B5が広く利用されることで、化石燃料の節約につながるのです。


安心の品質

B5は国が認めた軽油です

B5は、揮発油の品質の確保等に関する法律(品確法)や、日本工業規格(JIS規格)、日本自動車技術会規格(JASO規格)などの軽油の規格を全て満たした軽油ですので、安心してお使いいただけます。他の軽油と混ざっても問題ありませんし、冬期間においても安心してお使いいただけます。